I-94の取得方法と使い方:アメリカ滞在日数の確認・税務申告に必須の情報まとめ

2025.10.25
01. Fビザ (留学生・OPT)

こんにちは、アメリカ在住の税理士です。

オンライン上で自分の「アメリカでの滞在日数」を公的に確認できることをご存じでしょうか。
特にF-1留学生やOPTの方からは次のような質問をよく受けます。

・Form 8843を書くときに正確な滞在日数がわからない(覚えていない)
・タックスリターン作成時に必要なSubstantial Presence Test(居住者判定)で困っている
・入出国記録を後から確認する方法はあるのか?

結論として、これらはI-94(アメリカ出入国記録)を確認することで解決できます!
この記事では、I-94の具体的な取得方法をわかりやすく整理してみました。


I-94とは?

I-94は米国税関・国境警備局(CBP)が管理するいわゆる「出入国記録(Arrival/Departure Record)」です。
いつ、どの空港に、どのビザステータスで入国し、出国したのかが記録されています。要するにアメリカに出入国いた時のパスポート記録がまとまって見れる、といったイメージです。

こちらは以下のサイトからオンラインで取得が可能です(無料)。


具体的なI-94の取得方法はこちら

Step 1:公式サイトへアクセス

最新のI-94は以下の公式サイトからオンラインで取得が可能です(無料)。

米国税関・国境警備局(CBP):https://i94.cbp.dhs.gov/

Step 2:「Get Most Recent I-94」を選択

上記のリンクにアクセスするとトップページが表示されます。画面の上のタブの中から「Get Most Recent I-94/I-95」とあるはずですので、そちらをクリックしてください。

画面中央に「Terms of Service」というポップアップが出てきた際は、ポップアップ上の文章を一番下までスクロールのうえ「I ACKNOWLEDGE AND AGREE」をクリックすると次の画面に進めます。

Step 3:必要な情報を入力

STEP2が完了したのち、以下のような画面に進むかと思います。

「Enter Your Traveler Info」という表示あると思いますので、その下に必要な情報「First Name(名)」「Last Name(姓)」「Date of Birth(生年月日)」「Country of Citizenship(国籍)」「Document Number(パスポートの旅券番号:顔写真付きページの右上に記載があります)」をそれぞれ正確に入力し、最後に右下の「Continue」をクリックします。

Step 4:表示された情報を確認

STEP3が完了すると、以下のような情報(入国日、ビザステータス、滞在期限、個人情報)が表示されます。


Details provided on the I-94 Information form:



これだけだと入出国の記録はわかりませんので、右下の「Get Traveler History」をクリックします。
画面中央に「Terms of Service」というポップアップが出てきた際は、ポップアップ上の文章を一番下までスクロールのうえ「I ACKNOWLEDGE AND AGREE」をクリックすると次の画面に進めます。

上記のステップを踏むと、「Travel History Results」というページに遷移するかと思います。
もし過去にアメリカに出入国したことがある場合、このページに出入国の記録の一覧が表示されます。
ここにはいつ入国し、いつ出国したのか、場所の情報(「LOCATION」)とともに確認することができます。

このページは必要に応じてPDF形式で保存しておくと便利です(画面右下に「Print」というボタンがあれば、そちらをクリックすることでPDF形式で保存することができます)。


税務申告との関係性

F-1ビザで留学されている学生の方々は、原則として滞在初年度からForm 8843を提出する必要があります。

その際、アメリカにおける滞在日数を正確に記入する必要があるのですが、その際にこのI-94が役立ちます。

もちろん、自身の記憶や旅の日程から記入することも可能ですが、時差の関係や記憶違いなどから正確な日数を記載できないケースも多いと思います。

このI-94はアメリカの公的機関が記録しているデータになりますし、もし仮に滞在日数の調査をした場合にはI-94を正しい数値として確認がなされますので、極力I-94で公的な情報を確認しておくほうがベターだと思います。

関連記事:Form 8843

まとめ

「I-94」はアメリカでの正確な滞在日数を確認できる公的なデータであり、留学生やOPT、駐在帯同者の税務申告に欠かせない情報になります。特にForm 8843や居住者判定では客観的な記録が重要になるので、滞在中は定期的に確認し、PDFで保存しておくと安心です!

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アメリカで税務の仕事をしている会計士です。アメリカの税金について、ゆるくマイペースに記事を書いています。

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